エコについて

薪のパチパチはぜる音、何とも言えない炎のゆらめき、やわらかな暖かさ
薪ストーブと 一緒に、スローライフ・スロータイムを送ってみてはいかがでしょうか?

薪ストーブが地球のためにできること。サンシン暖炉が環境のためにできること。

エコについて

薪ストーブの燃料となる薪を自分達で作ることにより、『森』や『山』、『木』、『エコ』について学ぶきっかけを与えてくれます。
ここではこれら自然とのつながりを紹介していきたいと思います。

日本は、国土の3分の2を森林が占め、世界でも森林率がフィンランドに次いで第二位という、世界に誇れる森林大国です。 そして、日本の森林の約半分は天然林、約4割は人工林で、その他(無立木地・竹林)が約1割です。
日本は戦後、杉や桧をたくさん植林したことで、天然林の多くが人工林として、広葉樹林から針葉樹林に変わっていきました。

また【図A】(右グラフ参照)からわかるように、年々森林を構成する木の体積について、人工林(図A下グラフ・紫部分)は過去40年間で約5倍に増えていますが、 森林面積(図A下グラフ・緑部分)はあまりかわっていません。

▼ 林野庁資料【図A】
林野庁資料
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人工林の森林蓄積が増え続けている理由は、戦後、植林した木々が成長し、収穫期を迎えているにもかかわらず、 輸入材が増えているため、日本の森林資源が使われず、置き去りにされているからです。

人工林は、木を植え、育て、建築用材などに利用されるのが一般的ですが、 ツタなどのツルが幹に巻きつき、木の成長を妨げることを防ぐために、ツル刈りをしたり、 木々が生長する過程で混み合うことを避けるため、間伐作業(間引く作業)をしたりと、手入れをしないといけません。
間伐が行われていない森林は、太陽の光が地面まで届かず、下層植生が育たないため、水源涵養機能が低下し、 地震大国日本では、山崩れが起きたりしているのが現状です。

現在、林業の担い手不足や、木材価格低迷を理由に、こういった手入れのされていない森林が増えています。
また、間伐をしても、採算が合わないため切捨て間伐(間伐材をそのまま山に放置すること)をしている山が多いのですが、 これらの未利用材は大いに薪としての利用価値があると思います。

日本は先進国の中でも、ヨーロッパやアメリカに比べ、まだまだエコの取り組みが遅れています。
あなたも地球温暖化を防ぐために、薪ストーブを使ってエコ活動をはじめませんか??

サンシン暖炉のエコ活動

植林

現在、日本各地でたくさんの企業や森林ボランティア団体が、木を植林したり、手入れをしたりするエコ活動をしていますが、 サンシン暖炉も2008年に4㌶の放置林を購入し、2009年にクヌギ・ケヤキ・山桜を3600本植樹しました。
薪ストーブを使うということは、木を燃やす(消費する)ということですが、木は再生利用可能なエネルギー資源です。
特にクヌギやナラは、木を切ってもまた芽が出てくるため、杉や桧のように切った後、植林する必要がありません。
まさに理想のエネルギー資源ではないでしょうか。
今後、木が育っていき薪になるまでの過程をレポートしていきたいと思っています。

木育

昔は、お風呂を焚くのも薪、炊飯するのも薪、暖をとるのも薪(炭)でした。
今では、大分少なくなりましたが、祖父の家は、薪のお風呂でしたので、 祖母から火の起こし方、薪の割り方を教えてもらったり、薪を集めによく山に行ったりしたものです。
こういったことを体験してもらおうと、毎年行う自社イベントでは、竹を使ってマイ箸・マイカップの作製をしたりと、 エコについて関心をもっていただいています。
また、小学校等では、薪割体験や、木工教室を開催し、子供達に木とのふれあいを体験をしてもらっています。
未来ある子供達に、少しでも木や森、エコについて興味をもってもらいたいと思い取り組んでいます。


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